ピロリ菌の除菌、慢性胃炎への保険適応拡大へ

投稿日:2013年2月20日|カテゴリ:お知らせ

ピロリ菌の除菌、慢性胃炎への保険適応拡大へ
1月31日の厚生労働省の専門部会で胃の粘膜に感染して胃がんなどを引き起こすヘリコバクター・ピロリ菌の感染による慢性胃炎について、ピロリ菌の除菌治療が保険診療として認められる見通しになったことの情報が入りました。
今までピロリ菌の除菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌ESD後の場合しか保険適用されなかったのですが、慢性胃炎までの対象拡大で胃がんの発症者数を大幅に減らせる可能性があります。

ただし、胃がんのリスクが無くなる訳ではないので、ピロリ菌の除菌をしても除菌後の定期的な内視鏡検査は欠かさず行って下さい。

※ヘリコバクター・ピロリ菌とは胃の粘膜にいる細菌。感染者は国内で約3500万人で、50歳以上の7~8割が感染しているとみられる。子どもの頃に感染すると、成人になっても胃の中で生き続ける。ただし、除菌に成功できれば再感染の恐れは低いとされている。