生活習慣病
生活習慣病の主な疾患
生活習慣病の種類は色々あります。生活習慣病の種類分けに明確な定義はありませんが、長年の生活習慣が原因となって引き起こすさまざまな病気を指します。生活習慣病の主な疾患をご紹介します。
糖尿病
血液中の血糖値が上昇し、尿に糖が出る病気です。
原因は、高カロリーな食生活の継続、日頃の運動不足やストレスなどが挙げられます。
脂質異常症
コレステロールや中性脂肪といった、血液中の脂質が過剰となった状態を脂質異常症といいます。原因として、遺伝、糖尿病、脂質の取りすぎなどがあります。最近は食生活の欧米化によって動物性脂質やコレステロールの取りすぎの方が増えています。
高血圧症
血圧が高くなった状態です。
肥満が一番の原因と言われていますが、その他の原因として、遺伝や食事、喫煙、運動不足、腎臓の病気やホルモンの異常などで起こることもあります。
肥満症
脂肪が多く、標準体重より体重が重くなった状態です。
食事で摂取するカロリーが消費カロリーを上回ると、余剰エネルギーが脂肪となって蓄積され、肥満が起こりやすくなります。
わずかですが、ホルモンや脳の異常、遺伝性の病気が原因となる場合もあります。
がん
遺伝が原因となる場合と食生活の偏りなどによって、がんへの抵抗力が弱くなるのが原因となる場合があります。
この他、喫煙は、肺がん、喉頭がん、食道がん、膀胱がんなど、多くのがんの原因となると考えられます。
脳卒中
脳出血やくも膜下出血のように脳の血管が破裂・出血したり、脳梗塞のように脳の血管が詰まった病気を脳卒中と言います。
高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、不整脈などが主な原因となります。
動脈硬化
動脈壁にコレステロールなどの脂肪がたまり、壁の膜が厚く、かたくなる状態を動脈硬化と言います。
動脈硬化になると、血液の流れが悪くなり、脳や心臓にいろいろな病気を引き起こす原因になります。
動脈硬化の主な原因は、喫煙、運動不足、肥満、高血圧、高脂血症、ストレスなどが挙げられます。
生活習慣病の予防
生活習慣病は、ある日、突然おこるものではありません。
そこに至るまでに何年もの積み重ねがあります。
例えば、高血圧は塩分過多の食事や喫煙が関係しています。こうした状態が何十年と続けば、病気になるのは当然のことです。
逆にいえば、生活習慣を見直し、改善すれば、予防したり軽症のうちに改善させることができるということです。
当院では生活習慣病の予防管理を行います。気になる症状がおありの方、症状はなくても心配な方は一度、ご来院ご相談ください。
生活習慣病の正しい知識を持って、生活習慣病にならないように予防しましょう!
癌予防
日本では年間100万人くらいの人が死亡しています。その内、癌による死亡は約30%を占め、1981年以来、わが国の死亡原因の1位となっています。年間の癌罹患数は約50万人ぐらいですから、6割の人は、癌を治すことが出来ずになくなっている計算になります。
癌は予防できるの?
がんは、予防することができる病気です。がんの原因やハイリスク集団が明らかにされ、具体的な予防法が開発され、がん予防対策が効果的に実施されれば、がんの発生率とそれに続く死亡率は確実に下がるでしょう。
上の生活習慣病でもありますように、がんは遺伝が原因となる場合と食生活の偏りなどによって、がんへの抵抗力が弱くなるのが原因となる場合があります。
がん予防では、他のさまざまな条件とのバランスを考えて、がんのリスクをできるだけ低く抑えることが目標になります。これさえ守れば絶対にがんにならないという方法はありません。がん予防の情報は、 テレビ番組などで日々発信されていますが、情報の質をよく見極める必要があります。これを食べればいいなどという情報に振り回されず、食品や栄養素はバランスよくとり続けることが大切です!
当院では癌の予防管理を行っております。予防は後回しにせず、ぜひ一度ご相談ください。
一般内科
風邪、急性扁桃炎などの急性疾患やアレルギ―性鼻炎などの診療もおこなっております。
風邪かな・・・というちょっとした体調の変化にも対応しております。
診断・治療効果を判断するために、血液検査、尿検査、レントゲン検査、心電図検査なども行います。
どうぞお気軽にご来院ご相談ください。
在宅医療
通院が困難な患者さん、ご高齢の患者さんが、より健康で快適な生活を送るお手伝いができるように、いつもの環境で病気の療養ができるように、在宅医療にも力を入れております。また、緊急患者さんの往診にも対応いたします。
お気軽にお申し付けください。